雑記

大分苦労したKVMのGPU Passthroughだが、ついにnvidiaがcode43のbugを修正したようである。GeForce GPU Passthrough for Windows Virtual MachineによりBetaサポートが開始されている。該当versionのドライバーを導入して4ヵ月程度経過を見ているが、特に問題は起きていない。

外部公開サーバーのOSをopenSUSE Leapからubuntu serverに変更した。openSUSE TW, centos, debianあたりとで悩んだが、安定性からdebian or ubuntuまで絞り込み、oracle cloudでubuntuを導入していたため合わせる形に落ち着いた。openSUSEはKVM母艦とraspberry piで継続して利用中だがいずれも機を見てOSの変更をしたいと考えている。

  • サーバーOS:Firewalldに疲れた。nftablesに移行する。openSUSEはnftablesサポートが良くないので廃止。
  • KVM母艦:openSUSEのままでもいいけど、unRAIDかTrueNAS SCALEあたりを導入して仮想化サーバの管理面やストレージ管理を強化したい。TrueNAS SCALEの使い勝手次第だが、RAIDも管理が大変なのでunRAIDがいいかなぁという状況。2022年末ごろにはTrueNAS SCALEをお試ししたい。
  • raspberry pi:ネットワーク試験とかで便利なので何台か持ってる。VPNルータのサブ用に用意しているものにopenSUSEを入れているが、raspberrypi osに変更したい。openSUSE重いんだよね
  • 自作全般:マイニングブームから半導体不足に入り冬の時代が続く。ここ2,3年でPC用に買ったのはHDDぐらいな気がする。AMDはサーバ方面でシェアが伸びてきて引き続き調子がいい。我が家の第一世代Threadripper君も動くまでは大変だったが動いてからは調子がいい。AMDでまた組みたいなと思いつつ、QSVが欲しいので次は多分Intel。

openSUSEは42.2あたりから5年ほど使っていることになるが

  • yast:便利。でも初期設定のころしか使わない。ソフトウェア管理?zypperしか使ってないや
  • バグ:たまにバグかな?ってのに当たる。特にFW周りとかKVM周り。新しめのバージョンだと直っているらしいので、そのうちopenSUSEのも直るやろと思っていると年単位で待つことになることも。
  • 性能:要求スペックは高い印象。
  • TumbleWeed:思ったよりは安定してるけど、たまに壊れる。snapperでロールバックできるけど、そもそも壊れないで欲しいって人には当然向いてない。導入されているpkgやらkernelが最新かと言うとそうでもない。
  • Geeko:かわいい

Windowsの代わりに使うデスクトップ用のOSとしては使いやすいのではないだろうか。公開サーバーとして使うのはアンマッチだったかな。最近はアプリケーションはコンテナを利用しちゃうのでdockerかpodman、wireguard、Firewall(nftables)が動いてくれればホストは安定してくれれば何でも良い感がある。Laptop用のOSは折角だしまだ暫くはopenSUSEでいいかな。

ソフトウェア周りで最近弄っているのは

  • FFMPEG:QSVエンコードがたまに失敗してる。ハードウェアデコードさせてた部分でエラーが出ているようなので、ソフトデコードに変更して様子見。QSVも新verでたし、CPUも新しいの欲しいなぁ。
  • NextCloud:oracle cloudに構築。100GBぐらいは確保できるけど、どう使おうか。VPN経由でローカルのストレージに飛ばした方がいいかな。KVM母艦のマイグレ次第だから暫くは構築したまま放置かも。
  • Prometheus:oracle cloudに構築したい。監視対象も整備しないとなので腰が重い。
  • Guacamole:触ってみた感じ、結構良い。MFAなんかも簡単に導入できそうだし。
  • TrueNAS SCALE:今月、2022/2月にリリース予定だった気がする。母艦はHDDも使う予定なので、RAIDはちょっとうるさいかなぁ。性能・信頼性・電力消費のバランスとるとunRAID?GPU-PassthroughやDocker周りが確認したいポイント。
  • nftables:iptablesより使いやすいのでは・・・、サーバにfirewalldなんて要らなかったんや